
キャンピングカーと車中泊スポットのシェアリングサービスを展開するCarstay株式会社は、2026年夏休み期間(7月18日~8月31日)の予約数が前年同期比約2.2倍に達する見込みであることを発表した。合計予約数は約2,750件、流通総額(GMV)は約7,800万円、売上は約3,000万円に達する見通しである。これは、宿泊施設の価格高騰や大型イベント開催地域での宿泊施設不足が背景にある。
特に、2026年の夏休みには新潟県湯沢町で開催される「FUJI ROCK FESTIVAL」や「長岡まつり大花火大会」などの大型イベントに参加するためのキャンピングカー予約が増加しており、イベント参加を目的とした予約数は122件に達する見込みである。これにより、前年の1.2倍のGMV約1,200万円が見込まれている。
キャンピングカーの利用は、宿泊施設の確保や高騰する宿泊料金を避けるための有効な手段として根付いている。音楽フェス関連のキャンピングカー利用では、平均利用金額が約10万8千円、利用日数は約4日、利用人数は約4人となっており、1人当たりの利用料金は約2万7千円、1日当たり約6,800円である。これに対し、ホテルの宿泊料金は1人1泊1万5千円から2万円を超えることもあるため、キャンピングカーは経済的選択肢としても支持されている。
また、キャンピングカー利用の目的として「イベント」が16%を占めており、「旅行/観光」や「キャンプ」に次ぐ第3の利用目的として急成長している。家族や夫婦、親子、ペット連れなど複数人での旅行が可能で、宿泊と移動を兼ねた利便性の高い旅行スタイルが広まっている。
さらに、Carstayでは8月1日(土)に三重県尾鷲市の「おわせ港まつり」に合わせて、先着10組限定の車中泊スポットを開設する。競争が激化するキャンピングカー市場では、国内のキャンピングカー供給不足が続く中、Carstayのカーシェアやレンタルサービスの利用が拡大している。
今後も、キャンピングカーの利用が増加する中、Carstayは全国各地にキャンピングカー向けの電源設備や調理環境を整備し、受け入れ環境の充実を図る。キャンピングカーのカーシェアやレンタル需要は今後も高まると期待されている。
なお、Carstayはキャンピングカーに特化したカーシェアだけでなく、中古車持ち込みによる架装や短期間での納車が可能なキャンピングカー「SAny.VAN」も製造しており、使用者のニーズに応える柔軟なサービスを展開している。