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アースカー 観光地の交通課題を解決する「スマートモビリティ支援プロジェクト」を開始

駐車場シェアリング「特P」やカーシェアリングサービス「earthcar」を運営している株式会社アースカーは、自社のモビリティ事業を活用し、観光地の交通課題を解決する「スマートモビリティ支援プロジェクト」を始動すると発表した。

株式会社アースカー | EarthCar Co.,Ltd.

スマートモビリティとは、交通・移動をより安全で便利にするテクノロジーのことで、カーシェアリングやカーナビ、自動運転技術などが該当する。近年では政府が率先してスマートモビリティの普及と推進に力を入れており、自治体や企業と連携した包括的な取り組みが行われている。

アースカーが実施する「スマートモビリティ支援プロジェクト」は、当社が運営している駐車場シェアとカーシェアのサービスを活用し、観光地における交通課題の解決を目指すというもの。具体的には、観光地の住民や法人事業所が所有する駐車場を当社の駐車場シェアリングサービス「特P」に登録してもらい、Web上で来訪客に貸し出すことや、カーシェアリングサービス「earthecar」を観光地の二次交通として活用してもらうなどの取り組みが予定されている。システムの管理や利用客への対応はアースカーが行うため、自治体はコストをかけることなく駐車場を確保でき、カーシェアを活用した二次交通網を構築できるというメリットがある。

コロナ禍を経て観光需要が回復しつつある現在。観光地では売上の回復を喜びつつも、急速に増加した観光客への対応や交通手段の不足に悩まされているといったケースがある。今回のプロジェクトは、より柔軟で多様な交通手段が求められるこれからの交通業界を照らす活路となるかもしれない。