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【鹿児島】知名・和泊町で超小型EVの休日レンタカー開始

鹿児島県の知名・和泊町両町では、2人乗り用の超小型EV4台を導入し、7月から、休日はレンタカー、平日は公用車として活用する。

知名町とは和泊町は、鹿児島県の南部沖永良部島に位置する町だ。両町はそれぞれ環境省の脱炭素先行地域に認定されており、7月より超小型電気自動車(EV)のサービスが開始される。

対象の車両は、トヨタが開発した2人乗り用の超小型EV「C+pod」全4台。知名町では役場とフローラルホテル、和泊町では役場に2台が置かれ、発着拠点には充電器が備え付けられている。

レンタカーの料金は15分100円から。利用にあたっては、トヨタ専用アプリ「トヨタシェア」の事前ダウンロードが必要だ。運営は鹿児島トヨタ自動車が請け負い、購入費の一部には同社と鹿児島銀行が寄付した企業版ふるさと納税の一部が充てられていると言う。

車両の愛称は「エラブのeクルマ」で、車体には地元のデザイナーがあしらった緑のラッピングが施されている。

■脱炭素先行地域
鹿児島県の知名町・和泊町を含め、全国26の市町村が登録されている。これらの地域では2030年までの脱炭素化を目指し、様々な試みが実施中だ。知名・和泊量町では太陽光パネルや蓄電池が設置聞され、地域の公共施設や一般家庭に電力を供給している。「エラブのeクルマ」も、電力不足の際には非常用電源として活用される予定だという。