神奈川県小田原市と株式会社REXEVは、両者が連携して取り組む「EVモデル事業」を活用し、「外出促進による節電対策の実証事業」に参加すると発表した。
小田原市とREXEVでは、かねてよりシェアリングEVを活用した地域エネルギーマネジメント事業(EVモデル事業)を推進中だ。
10月24日。当事業とSBエナジー株式会社が開発したアプリ「yOUR」を組み合わせた、「外出促進による節電対策実証」の実施が発表された。
「yOUR」は、「どうせなら楽しく、地球に優しい生活を」をコンセプトに、ゲーミフィケーションで脱炭素型ライフスタイルへの転換を促進するアプリだ。
今回の実証では、「yOUR」でポイント進呈などによる外出誘導が実施されるタイミングに合わせ、REXEVが運営するEVカーシェア「emmo(イーモ)」会員の参加者にクーポンが発行される。参加者はクーポンでお得にカーシェアが利用できるため、外出へのインセンティブが強化されるという仕組みだ。
また、「yOUR」の外出キャンペーン実施時間に合わせて、eemo会員が充電スポットでお特にステイ&チャージするよう誘導し、電力負荷の低い時間帯での充電を促進する取り組みも行う。
2023年1月からの実証開始に向け、今後はemmo会員や小田原市内の店舗、提携スポットから協力を募る予定だ。