株式会社コスモスモアは、好きな時に好きな場所へ自由に移動しながら作業ができるワーケーション用のカーシェアリングサービス「mobica(モビカ)」の提供を開始すると発表した。
「ワーケーション」とは「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語で、テレワークを活用し、観光地やリゾート地で働きながら休暇をとるスタイルのことだ。近年、コロナの影響により働き方改革が叫ばれる中、場所にとらわれない新しい働き方の形として注目を集めている。
「mobica(モビカ)」では、ワーケーション用にカスタマイズした「ハイエース(TOYOTA)」と「N-VAM(Honda)」の2種類を展開する。社内にはデスクやモニターが積載されており、集中して作業に取り組める環境が用意されている。また、ソーラーパネルの充電で作業用の電源を確保可能だ。気分を変えたい時には、バックドアを開けて景色を眺めながら作業をすることもできる。そのほか、バックのスタンディングデスクを利用し立って作業する、車中のシートをフルフラットにして足を延ばしながら作業するなど、個人のスタイルや気分に合わせて作業環境をカスタマイズできる点が本サービスの魅力だ。
乗車定員は、ハイエース3名、N-VAN2名。株式会社コスモスモアでは、2023年中に一般向けのリリースを目指し、準備を進めている。