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モビリティシェアリングプラットフォームを提供するOpenStreet、さいたま市と包括協定を締結

モビリティシェアリングプラットフォームなどを提供するOpenStreet株式会社が、さいたま市との包括協定の締結を発表した。

(出典:OpenStreet)

OpenStreet株式会社は、国内No.1ステーション数のシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」や、HONDAとの協業のシェアスクータープラットフォーム「HELLO SCOOTER」、スマートパーキングプラットフォーム「BLUU」など、モビリティシェアのシステム提供を行う企業。

同社が提供する上記のマルチモビリティのシェアリングサービスは、全国20都道府県、約200市区町村以上で展開されており、日常利用や観光利用、ビジネス利用などあらゆるシーンに対応できる移動手段として利用されている。

今回のさいたま市との協定締結では、利用されたルートや回数などを収集したビッグデータを活用し、同市民の日々の移動の利便性や、観光回遊性の向上を目指す。

今後は、「まちづくり、環境保全」「地域・暮らしの安心・安全、災害対策」「産業・経済の振興、地域雇用の創出」という3つのテーマを軸として新たな取り組みを実施する予定。

「まちづくり、環境保全」としては、シェア型マルチモビリティの実証実験を行う。具体的には、すでに大宮とさいたま新都心において実証実験を実施している電動アシスト付自転車やスクーター、超小型EVのシェアリングサービスの更なる普及拡大を図るという。

「地域・暮らしの安心・安全、災害対策」としては、防災カードを発行し、災害発生時にさいたま市の職員が、避難所等へシェアサイクルで参集できるシステムの構築を目指す。

「産業・経済の振興、地域雇用の創出」としては、さいたま市へのPR協力として、同社が提供する「HELLO CYCLING」のアプリ上に、さいたまスイーツに関する情報を流し、シェアサイクル利用者へのPRを進める予定。