オリックス自動車株式会社は、5月21日から7月19日までの期間、人手不足への対応策として、オリックスレンタカー新函館北斗駅前店に遠隔接客サービス「RURA」(提供:タイムリープ株式会社)を試験導入することを発表した。
レンタカー業界では、アフターコロナに伴い国内外の観光需要が回復する一方、接客における人手不足が深刻化してており、ユーザーに対しより良いサービスへ改善しつつ、スタッフの負担軽減を図ることが店舗運営上の課題となっていた。「RURA」は、モニターを介して遠隔地からユーザーとコミュニケーションが取れるシステムであり、受付カウンターに設置され、センサーによって来店したユーザーを通知する。スタッフはユーザーの表情を見ながら話すことができ、必要な情報や画像も表示可能である。これにより、遠隔接客でも高品質なサービスの提供が期待できる。
試験導入店舗であるオリックスレンタカー新函館北斗駅前店では、「RURA」の導入に伴い、お得にレンタカーを利用できる「事前3点お申込みで手続き時短!リモート接客プラン♪」を提供する。このプランでは、クイックチェックインサービス申し込み、インターネットクレジット決済、セルフスタートの事前申し込みが必須であり、申し込みを完了すると、当日の手続きが省略される。また、このキャンペーンは特設サイトでの予約が可能である。
「RURA」はタイムリープ株式会社が提供する遠隔接客サービスであり、インターネットを通じて遠隔地から店頭のモニターを介して接客が行われる。このシステムは、少人数で多拠点の接客が可能であり、ホテルや商業施設など様々な場面で導入されている。
オリックス自動車では今後も、無人レンタカー店舗の実装を視野にICT機器や人工知能(AI)などを活用し、レンタカー店舗の運営効率化と質の高いサービス提供の両立を目指していく。
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