レンタカー業界の現状と課題
需要の回復と人手不足
新型コロナウイルスの影響でレンタカー業界も大きく変化した。全国レンタカー協会の調査によると、コロナ禍にあたる2021年の車両数は前年から約39,000台減少したものの、2023年にはパンデミックの落ち着きとともに、コロナ以前と比較しても増加し、回復を遂げた。また、総務省発表の消費者物価指数によれば、レンタカー料金はコロナ前より上昇しており、特に2023年には約1.3倍(2020年比)と大きな上昇を見せている。これは需要の戻りによるものだけでなく、業界の人手不足によるところが大きいとされている。車両は買い戻せても、人手不足で供給が追い付かない状況が業界全体の課題となり、料金の更なる上昇が懸念されている。
非効率で属人的な業務
レンタカー業界は、その多くの業務を人手に頼っている。利用者の案内から車両の移送・メンテナンスといった業務はもちろん、販売や価格の管理、競合価格の調査もすべて人力だ。また、多くの利用者の目に留まるためには、自社サイトをはじめ、複数の予約サイトに販路を拡大する必要があるが、各サイトの管理画面が複雑であったり、サイトごとに在庫の付け替えが必要になるなど、属人的で手間のかかる作業が発生する。また、限られた在庫に対するオーバーブッキングを防ぐため、厳密な操作が必要になったり、各サイトに在庫を分けて提供することで機会損失につながってしまい、売上の伸び悩みにもつながっている。このような販売管理部分の効率化が求められている。
メトロエンジン「メトロコンダクター」とは?
アフターコロナ時代の「需要回復」の波に乗ると同時に、「人手不足」を補う業務効率化を実現する解決策の一つとして、この後もぜひ、読み進めていただきたい。
主要機能とその効果
在庫管理機能
(※)OTAとは、Online Travel Agent(オンライントラベルエージェント)のことを指し、WEB上の販売を行う旅行会社及び予約サイトを意味する
競合価格調査機能
メトロコンダクターの強みと導入効果
実際の導入効果も高い。ニコニコレンタカーでは、OTA在庫の一括管理により、作業時間が1/6に削減され、売上30%アップにつながった。スズキレンタカーでは、念願の稼働率100%を実現。ククルレンタカーでは、コロナで車両数を90台から40台に削減したにも関わらず、売上が約10%増加し、コロナ以前を含め過去最高を記録した。このように、機会損失とオーバーブッキングの両方を防止できることが大きな強みだ。
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費用の概要
メトロエンジン「メトロコンダクター」は、在庫管理機能・競合価格調査機能のうち、一つから利用が可能となっている。在庫管理機能については、基本料金にプラスして成約ベースでの課金モデルとなっているが、最大料金が設定されているため、予約が増加しても安心して利用できる。価格等詳細はメトロエンジン営業部まで問い合わせいただきたい。
まとめ
今回ご紹介した「メトロコンダクター」は、レンタカー業界の日常の負担を軽減し、売り上げを最大化するDXツールだ。在庫管理の自動化による業務の大幅効率化のみならず、販売機会の損失回避、売上・稼働率の向上に役立つ。また、競合調査の効率化により、価格調査の手間の削減だけでなく、自社他社分析をより簡単にすることもできるため、マーケティングや販売戦略の策定のサポートにもつながる。さらに、属人化が解消されることで、従業員にゆとりが生まれ、他の業務に専念できるようになるだろう。メトロコンダクターは、レンタカー事業者の効率化にとって、大きな助けとなる。
相談は無料であるため、少しでも興味のある方は以下のページから問い合わせてみてほしい。
▼メトロエンジン「メトロコンダクター」