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ユーカーパックがAI活用の車両価格推定システム「MAT」をリリース!市場相場の正確な把握が可能に

(出典:UcarPAC株式会社)

UcarPAC株式会社(本社:東京都江戸川区、代表取締役:中谷 圭吾、以下 ユーカーパック)は2023年8月2日、事業者向け車両価格推定システム「MAT」(Mobility Asset Technology)をリリースしたと発表した。ユーカーパックは、市場データと同社での車買取オークションサービス運用を通じて収集・蓄積した車両情報や査定情報、取引情報をビッグデータとして一元化し、これらを基に車両価格推定AIを開発している。

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MATは、ユーカーパックが保有する取引情報ビッグデータを基に開発されたAIを活用し、現在・将来の売却価格相場情報を提供するサービスである。開発背景には、車の売却に際し適正な買取価格やリアルな相場価格のニーズが高まる中で、一般ユーザーと買取業者との間の情報非対称性を解消し、安心して車を売却できる環境を提供したいという思いがある。

指定の車情報を入力することで現在から将来までの相場価格や下取価格予想が確認可能で、ユーザー向けサイトと連携する場合も、個人情報が登録不要であるため営業電話等がかかってくる心配もなく、安心して利用できる。2023年10月下旬頃には事業者自身のシステムやサイトとの連携をスムーズにするため、プライシングAPIのアップデートも予定されている。

MATの導入による活用例としては、買い取り相場情報や車買取オークションサービスを提供する事業者に対しては、新たなユーザー向けサービスの提供、サイトアクティブ率の向上が挙げられる。リース事業者やレンタカー事業者にとっては、社用車やリース車両などの保有資産について、市場相場に連動した資産価値管理が可能となり、将来的には運行情報管理機能やメンテナンス管理機能などの拡張も視野に入れている。また、自動車販売店やディーラーでは、査定した車両のプライシングに活用し、下取りや買取業務の効率化や属人化の解消、定期的な在庫車両の価格差異の把握など、経営判断がスムーズに行える。

ユーカーパックは「モビリティ経済圏をデータで切り拓き、すべての人の未来をドライブさせる」というミッションのもと、クルマの売買の適正化・公平性の確保を目指している。全国8000店以上が参加する一般ユーザー向け車買取オークション「ユーカーパック」を展開しており、売却実績・買取データの蓄積を活用して、モビリティデータの幅広い活用を推進している。

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