株式会社LOMAは、好きな場所で借りて好きな場所で返すことができる、新カーシェアサービス「LOMACA」を展開している。
LOMACAは、「駅前レンタカーは事前予約が必要で必要な時にすぐには借れない」「個人間カーシェアは事前コミュニケーションに時間と手間がかかる」「定額カーリースは使用しない月でも毎月の支払いや駐車コストがかかる」「駐車場型カーシェアは滅菌対策が不透明、人気エリアでは在庫がないことがある」といった従来のレンタカー・カーシェアサービスのデメリットを排除する仕組みと言える。
非対面・非接触といったカーシェアの優位点と清掃・除菌・点検整備の実施といったレンタカーの優位点をハイブリッド化したサービスで、借りたい車を希望の場所へすぐに届け、任意の時間貸駐車場で返却できる。
LOMACAでは、営業拠点とするエリアから半径5キロ圏内を商圏と捉え、注文後30分以内に指定の場所にカーシェア車が届けられる。また、返却は近隣のコインパーキングに駐車するだけで完了する。車はGPS情報に基づき駐車位置が特定され、回収が行われる。
また、LOMACAはレンタカーとは異なり無人で貸出・返却も可能です。東海理化が提供するスマホを鍵とするアプリ「FREEKEYアプリ」を活用してカーシェアの使用時間を管理し、LOMACAの鍵の開閉時間の権限をアプリより一時的に顧客に変更してカーシェアのサービスを提供している。
また、一般的なカーシェアサービスとは異なり、車の返却後は毎回清掃・除菌作業がスタッフにより行われる。
LOMACAは2020年3月に福岡市で3台から開始されたサービス。現在は市内において70台を突破している。今後は、政令指定都市を中心に2027年までに500拠点250億円を目指す予定とのこと。
LOMACAの詳細やアプリのインストールは、公式HP（https://www.loma.jp）から可能。