全国のガソリン価格やガソリンスタンドのサービス情報を提供するガソリン価格比較サイト「gogo.gs」は、9月11日のレギュラーガソリンの全国平均価格は182.3円で、先週と比べて1.0円の値下がりであったと発表した。これにより、ガソリン価格は17週間ぶりの値下がりとなった。
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他油種でも同様に、ハイオクは193.2円で1.0円の値下がり、軽油は160.4円で1.0円の値下がり、灯油は2,138.4円で5.1円の値下がりとなり、今週は全油種で値下がりとなった。
この値下がりの背景には、9月7日から実施された新しいガソリン補助制度がある。6月以降、継続していたガソリン価格の上昇が、この新制度の導入により一時的に停止した。旧制度では168円を超える部分に対して適宜補助金支給額を決定しており、9月の1週目にはその20%が支給されていた。しかし、新制度では185円を超える部分については全額支給、かつ、168円から185円の間は10月4日までの期間に30%、10月5日から12月31日までの期間に60%が支給されることとなっている。
この新しい補助金の制度のおかげで、来週以降も10月にかけてガソリン価格は徐々に値下がりする見通しだ。9月中は、この価格の動向や自身の移動距離を考慮し、給油量を適切に調節することが重要だ。しかし、補助金が終了する12月末には、再度ガソリン価格の高騰が予想される。今後も、毎週のガソリン補助金の支給額や、ガソリン価格に影響する原油価格、さらには円相場の動きなどに注目だ。
gogo.gsは、全国のガソリン価格やガソリンスタンドのサービス情報を共有するサイトであり、株式会社ゴーゴーラボが運営している。同社は、電気自動車やプラグインハイブリッドの充電スタンド情報を配信する「GoGoEV」も提供しており、全国のドライバーからの情報をリアルタイムに発信している。