全国のガソリン価格やガソリンスタンドの情報を提供するサービス「gogo.gs」は、今週のガソリン価格の全国平均を発表した。3月4日時点のレギュラーガソリンの全国平均は170.0円で、先週から変わらず横ばいとなった。
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主要産油国で構成されるOPECプラスは3日、昨年11月から今月末までとしていた1日当たり合わせて220万バレルの自主的な追加減産を6月末まで延長すると発表した。これには、サウジアラビアやイラクなど8か国が参加している。
原油価格の高止まりは今後も続く見通しで、日本政府は4月末までの支給を決めている石油元売り各社への補助金を、5月以降も継続するよう検討中だ。
また、来週のガソリン価格は若干の値下がりが予想されるため、残量に余裕がある場合は値動きを見ながら週末以降の給油が推奨される。
油種ごとの価格動向をみると、レギュラーは170.0円、軽油は148.7円で値動きがなく横ばいであるものの、ハイオクは181.1円で0.1円の値下がり、灯油は1,995.5円と4.8円の値上がりを記録している。
「gogo.gs」は、ガソリン価格やガソリンスタンドのサービス情報を共有するプラットフォームとして、ドライバーからの情報提供に基づきリアルタイムで価格やサービス情報を発信している。ユーザー登録をすることで、ガソリンスタンドへの価格投稿やクチコミ、写真の投稿が可能である。
株式会社ゴーゴーラボは、この「gogo.gs」のほかにも、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド(PHEV)の充電スタンド情報を提供する「GoGoEV」などを運営している企業で、2007年に設立され、本社を神奈川県鎌倉市に置いている。同社は、WEBサービスを通じて、エネルギー供給に関する情報提供を行っており、新しいエネルギー利用の形をサポートしている。