キングソフト株式会社(以下、キングソフト)とキャンピングカー株式会社(以下、キャンピングカー)が連携を発表した。キングソフトが提供するクラウド型オフィスソフト「WPS Cloud」と、キャンピングカーが運営する「ジャパンキャンピングカーレンタルセンター」が協業。これは、働き方や休み方の多様化を踏まえた新しい生活スタイル、ワーケーション(仕事と休暇の融合)を推進する取り組みである。モビリティと働き方の未来:移動式オフィス「mobica」ソーシャルアパートメントと連携
キングソフトは「働く」をスマートにするというミッションを掲げ、場所や時間、デバイスに縛られない働き方の実現を目指している。一方、キャンピングカーは手軽にキャンピングカーの魅力を体験できるレンタルサービスを展開。旅行やワーケーションに適した車両を提供している。
ワーケーションは新しい働き方、休み方として注目を浴びている。非日常の中でリフレッシュすることが生産性向上やメンタルケアに効果的とされている。だが、ワーケーションの導入手続きや規定整備の参考資料が少ないため、導入が難しいという課題が存在した。
こうした課題解決の一環として、キングソフトとキャンピングカーはワーケーション導入のためのノウハウをWPS Cloudのテンプレートサイトにまとめ、無料提供する。また、WPS Cloudと都心から借りるキャンピングカースタイルを組み合わせたワーケーションのトライアル機会の創出と普及促進も目指す。
具体的には、キャンピングカーの代表取締役社長、頼定 誠氏がワーケーション導入のノウハウを特別提供。キャンピングカーを試験的に導入する際の稟議書やレンタカー使用許可申請書などのテンプレートがWPS Cloud上で無料でダウンロード可能となる。
(出典:キングソフト株式会社)
また、キングソフトは、「ジャパンキャンピングカーレンタルセンター」でキャンピングカーレンタルを利用する顧客に対し、WPS Cloudの1ヶ月プランの無料引き換えコード付きライセンスカードを配布。写真や動画のクラウド保存や、PCだけでなくスマートフォンからのPDF編集など、旅先での業務をスムーズに行うことが可能となる。これにより、ストレスなくワーケーションを実現する環境を提供する。
(出典:キングソフト株式会社)
この協業により、キングソフトとキャンピングカーは新しい働き方・休み方のスタイル「ワーケーション」の推進に力を注ぎ、より多くの人々にワーケーションの魅力を伝え、その普及を促進することを目指している。異業種間の協業がどのように影響しあうのか、今後の展開が楽しみだ。