サービスの背景には、現役の九大生(長期インターン生中心)が実施したアンケートがあった。「どんなサービスがあれば有難いか」についてアンケートを実施したところ、最も要望が高かったのが、友人と気軽に利用できるカーシェアサービスであった。そこで、旧社用車の無償提供を募り、学生に格安で貸し出すビジネスモデルの実証実験を開始した。
「いいと」の特徴は2点。まず、1日1100円という格安でのレンタカー提供である。走行料金等の追加料金もなく、さらに補償内容は大手レンタカー会社と同等の保険も含まれている。そのため、安心して友人たちとの外出を楽しむことができる。
次に、協賛企業による求人広告の配信機能を持つことだ。レンタカーの会員となった学生に対し、企業の広告や、募集、求人、インターンなどの情報を配信する。協賛企業は、公式SNSや車内、さらには九州大学の周辺でのポスティングなど、多岐にわたる手法で学生にアプローチすることが可能だ。さらに、年に2回、提携団体の学生等が参加する懇親会への招待も受けられる。
現状は7人乗りのレンタカーが1台のみの提供だが、2023年10月には新たに7人乗りの中型車を導入予定である。今後は他の大学を対象にした事業拡大や、クラウドファンディングの実施も予定している。
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