
(出典:バリュートープ株式会社)
バリュートープ株式会社が運営するカーシェア型LCCレンタカー「オールタイムレンタカー」は、新たに目白駅徒歩圏内に貸出ステーションを開設した。これまで渋谷・新宿・品川・六本木など都市部を中心に展開してきた同サービスが、今回の新ステーション開設により目白エリアへ初進出したことで、より幅広い利用者に利便性の高いモビリティ手段を提供できる体制が整った。
新ステーションは「パークアベニュー下落合第一ステーション」で、JR山手線目白駅から徒歩7分に位置する。住宅地と商業地が交差する目白・下落合エリアでは、自家用車の所有負担を避けつつ必要な時だけ車を使いたいというニーズが高まっており、24時間無人で利用できる同サービスとの相性が良い立地である。

(出典:バリュートープ株式会社)
オールタイムレンタカーは、カーシェアの手軽さとレンタカーの低価格を組み合わせた“カーシェア型LCCレンタカー”として注目されている。利用者はスマートフォンアプリ1つで検索・予約から貸出・返却までを完結でき、店舗営業時間に縛られることなく24時間いつでも利用できる点が特徴である。無人貸出の仕組みにより運営コストを抑えつつ、ユーザーに低価格の料金体系を提供するモデルを確立している。
同サービスでは、車両のスマートキー機能をスマートフォンに代替する「バーチャルキー」を導入している。このシステムにより、利用者はアプリを用いて車両の施錠・解錠を行え、非対面・非接触でスムーズに利用できる。また、モビリティサービス基盤「Kurume Base」を活用し、事業運営の効率化も進めている。
今回の目白ステーション開設により、生活圏の短距離移動や買い物、週末のレジャーなど、日常的な利用にもさらに対応しやすくなった。今後も都市部における“所有しない移動手段”としての存在感を高め、柔軟な移動ニーズに応えるサービスとして拡大が期待される。