
(出典:キャンピングカー株式会社)
国内レンタルキャンピングカー大手「JAPAN C.R.C.」を運営するキャンピングカー株式会社は、2025年12月から2026年1月までの冬季におけるインバウンド客のレンタル売上が前年比220%を達成したと発表した。12月は前年比251.5%と好調に推移し、予約が本格化する1月も188.7%と前年を大きく上回った。2月以降も問い合わせが増加しており、3月末にかけて前年超えの実績で推移する見込みである。

(出典:キャンピングカー株式会社)
国別ではアメリカが前年比233.3%、カナダが228.6%と欧米圏を中心に大幅な伸びを記録した。日本の良質なパウダースノーを求めるスキー・スノーボード上級者層が、自由度の高い移動手段としてキャンピングカーを選択している。利用期間は5日から10日以上が中心で、欧米圏では10日超の長期滞在も目立つ。2~3名の少人数グループによる利用が多く、複数のスキー場を巡る周遊型の滞在スタイルが定着しつつある。
同社は外国語オペレーションの強化や多言語サイト整備を進め、来日前からのサポート体制を拡充してきた。さらにSNSで「宿に縛られず自由に旅する」スタイルを発信し、キャンピングカーの機動力と快適性を訴求したことも奏功した。

(出典:キャンピングカー株式会社)
加えて、星野リゾートとの共同企画も需要拡大を後押しした。「北海道パウダーベルトをめぐるキャンピングカープラン」ではトマム、富良野、カムイスキーリンクスの共通リフト券と車両レンタルを組み合わせ、雪質や天候に応じて滑走エリアを選択できる柔軟な旅程を実現した。また「起きたらゲレンデ ネコマ マウンテン」では、ゲレンデ至近で滞在できる体験を提供し、高い満足度を得ている。
キャンピングカーという移動と宿泊を一体化した手段は、スキー需要と高い親和性を持つ。JAPAN C.R.C.は今後もインバウンド需要の拡大を見据え、冬季主力サービスのさらなる強化を図る方針である。