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ダイハツ、中古車サブスク「ツキノリ」を本格展開、月単位利用で広がる新しいカーライフの選択肢

投稿日 : 2025.08.21

指定なし

カーリース

(出典:ダイハツ工業株式会社)

ダイハツ工業株式会社は、ダイハツ認定中古車を月々定額で利用できるサブスクリプションサービス「ツキノリ」の本格展開を開始した。これまでは2販売会社での運用にとどまっていたが、新たに12販売会社が加わり、合計14社での利用が可能となった。さらに、2025年内には13社を追加し、全国27販売会社に広がる見通しである。

自動車の利用スタイルが多様化するなか、ダイハツは従来より年単位の残価設定型クレジット「ワンダフルクレジット」や、日単位・時間単位で利用できるカーシェアリング「TOYOTA SHARE ダイハツステーション」を展開してきた。「ツキノリ」はその中間に位置づけられる月単位の利用モデルであり、購入検討の前段階や一定期間だけ必要な場合に柔軟に対応できるサービスとなっている。

利用期間は最短1カ月から最長11カ月まで選択可能で、ミラ イース、タント、ムーヴなどの軽乗用車をはじめ、商用車や福祉車両、さらにはスポーツカーのコペンまで幅広い車種を対象としている。月額料金は保険料やメンテナンス費用を含めて税込25,000円から設定され、利用者にとって予算管理がしやすい点も特徴である。手続きはWEBや郵送で完結し、支払いはクレジットカードで行えるため、利便性が高く、初回を除き店舗に足を運ぶ必要もない。

この仕組みにより、利用者はライフスタイルや環境の変化に応じて気軽にクルマを選択できるようになる。例えば、転勤や引っ越しなどで一時的に車が必要となる場合や、購入前に実際の使用感を確かめたい場合にも活用が見込まれる。さらに、全国的な展開が進めば、地域住民や観光客など多様なニーズに応えられるサービスへと発展していく可能性もある。

ダイハツは今後も販売会社と連携し、「ツキノリ」をはじめとした多様なサービスを通じてユーザーのカーライフを支え、持続可能で柔軟なモビリティ社会の実現を目指していく。

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