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ソニー損害保険株式会社(以下、ソニー損保)は、2004年4月2日から2005年4月1日生まれの20歳の男女を対象に「2025年 20歳のカーライフ意識調査」を実施した。本調査は、2024年11月13日から12月2日までの期間、インターネット調査を通じて行われ、1,000名の有効回答を得たものである。
(出典:ソニー損保)
調査結果によれば、運転技術に関する不安が若年層の間で顕著であった。車庫入れに「自信がある」と回答したのは34.8%にとどまり、「自信がない」と回答した割合は65.2%であった。特に女性では「自信がある」と答えた割合が24.4%と、男性の45.5%を大きく下回った。縦列駐車に「自信がない」と回答した割合は70.5%に達し、女性では「自信がない」と答えた割合が79.3%と男性の61.4%を大きく上回った。
(出典:ソニー損保)
また、高速道路への合流に「自信がない」と回答した割合は58.5%、狭い道路でのすれ違いに「自信がない」と答えた割合は71.6%であった。特に狭い道路でのすれ違いにおいて、女性の81.2%が「自信がない」と答えており、男女間での意識差が顕著である。
急加速を避けるなどのエコドライブに「自信がある」と回答した割合は58.9%で、比較的高い結果となった。一方で、ほぼ全ての項目で男性の方が女性よりも高い自信を持っていることが分かった。また、居住地別では、地方の方が都市部よりも運転技術に自信を持つ傾向があり、「交差点での右折」では地方在住者の62.4%が自信を持つと回答している。
この調査結果は、20歳の運転者が抱える不安や課題を浮き彫りにするとともに、男女間や地域間での意識差を明らかにしている。