(出典:株式会社NEXER)
旅行や出張のたびにレンタカーを利用し、「もっと長期的に借りられたら便利なのに」と感じた経験はないだろうか。短期利用が基本のレンタカーだが、生活や仕事のスタイルによっては、1か月単位での利用がむしろ適しているケースも少なくない。
(出典:株式会社NEXER)
今回、長期格安レンタカーサービス「マンスリーゴー」と株式会社NEXERが共同で実施した調査によると、「1か月など長期的にレンタカーしたいと思ったことがある」と回答した人の41%が「長期旅行のため」と答えている。さらに、3割以上が実際に長期レンタルを経験しており、「1か月借りっぱなしプラン」「30日3万円プラン」など、具体的な長期利用の事例も多く挙がった。
一方で、長期レンタカーに対する不安も少なくない。調査では36%が「不安があった」と回答し、もっとも多かったのは「総額が高くなりそう」という声であった。しかし近年では、任意保険やメンテナンス費用が込みの定額プランが増えており、購入や維持費が不要な点を考えれば、むしろコストを抑えながら車を利用できる新しい選択肢といえる。
また「事故時の保険適用」「返却時の追加請求」への懸念も挙がったが、多くのサービスでは補償範囲を明示し、サポート体制を整えている。実際に利用した人からは「不安だったが、いざ契約してみると安心して使えた」という声も寄せられている。
長期レンタカーの魅力は、旅行に限らず日常生活の幅広いシーンで発揮される。例えば、マイカーの買い替えや修理中の代替、転勤や単身赴任での一時的な利用、さらには通勤や子どもの送迎など、生活の一部としての使い方も可能だ。月単位で借りられるからこそ、「必要な時に必要なだけ」車を持てる利便性がある。
車の購入には高額な初期費用と維持費が伴うが、長期レンタカーなら定額料金で手軽に車のある生活を実現できる。マイカーを持たないという選択肢が広がる今、長期レンタカーは合理的かつ柔軟な移動手段として、今後さらに注目を集めることになるだろう。