4月より継続提供されることが決定した、東北観光MaaS「TOHOKU MaaS」。駅レンタカーをはじめとした交通機関の予約や、飲食店・レジャー施設の検索など、アプリ一つで様々なサービスが利用できるようになっている。
「TOHOKU MaaS」は,、JR東日本が開発した東北地方の観光をサポートするサービスだ。2021年4月から9月にかけて「東北デスティネーションキャンペーン」と並行する形で実装された。その後11月から再開。そして2022年4月からは継続的に提供されることが正式に決定した。
「MaaS(マース)」とはモビリティ・アズ・ア・サービスの略で、複数の交通手段をネット上でシームレスにつなぎ、アプリ一つで自由に利用できる仕組みをさす。ユーザーの用途や好みに合わせた経路検索が可能なため、バスや電車といった従来の移動手段に加え、レンタカーやカーシェア、シェアサイクルなど、多様な交通手段に注目が集まるのではないかと期待されている。
「TOHOKU MaaS」の対象エリアは、青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島の6県。利用できる機能は、レンタカーや鉄道、高速バスの予約・決済、エリアマップ、レストラン・観光施設の検索、旅行プランニングサービスなど多岐にわたる。
JR東日本駅レンタカーも、「TOHOKU MaaS」と連動した特別キャンペーンを打ち出した。2022年3月31日までにサイト内でレンタカーを予約すれば、東北6県の対象営業所にて、特別価格でレンタカーを利用できる(S・ESクラス限定。NOC サポート料・免責補償料込み。通常料金より2,150円お得)。