北海道の釧路プリンスホテルとトヨタレンタリース釧路が提携し、トヨタシェアで全国初となる新型プリウスを導入したホテルでのカーシェアリングサービスの提供を開始した。
７年ぶりにフルモデルチェンジしたトヨタの「新型プリウス」が、釧路プリンスホテルでカーシェアできるようになった。利用の手続きはトヨタ自動車のカーシェアサービス「トヨタシェア」から行う。トヨタシェアではスマートフォン１つで予約や返却が行えるため、24時間いつでもホテルの駐車場から新型プリウスでドライブに出発できる。トヨタシェアでホテル発着が可能な新型プリウスを貸し出す事例は、今回が初だという。
新型コロナウイルスの不安がまだまだ尽きない中、非接触・非対面で利用できるカーシェアサービスは安心面で大きな魅力だ。また釧路はスギやヒノキの花粉がない避粉地としても知られており、花粉を避けて春のドライブ旅行を楽しみたい人にも、今回のサービスはおすすめできる。
新型プリウスの貸出は2023年２月17日より２か月ほどを予定しているという。台数は１台で、場所は釧路プリンスホテルの正面駐車場。また当ホテルでは、新型プリンスホテル以外にも「ヤリス(５人乗り)」２台のレンタルを行っている。
●トヨタシェアとは
トヨタ自動車が提供するカーシェアリングサービス。2018年に開始し、日本全国でサービスを展開中。15分220円(税込)から利用でき、短時間から長時間の利用まで用途に合わせて使いやすい料金体系が特徴。さらに予約から利用、決済までスマートフォン１つで完結する手軽さも魅力となっている。個人だけでなく法人向けにもサービスを提供しており、社員の移動手段として活用されている。また、EV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリッド車)の導入や、車両のリースにも積極的に取り組んでいる。