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NTTデータ、タブレットを利用したレンタカー向けコンシェルジュサービスを開発

投稿日 : 2022.02.04

DX推進

NTTデータは、新たな移動体験の実現をテーマに、レンタカー旅行者向けコンシェルジュサービスを開発している。

オリックス自動車とJTBコミュニケーションデザインと共同で実証実験を行い、サービスの有用性の確認もできたため、2022年度中の実用化を図っている。

(出典:NTTデータ)

具体的なサービス内容としては、車内に専用タブレットを複数設置し、マスコットキャラクターが旅行案内人としてコンシェルジュサービスを行う。観光情報データに基づき、端末の位置情報と、利用者の年代・性別・居住地などの情報を組み合わせて、それぞれの嗜好に合わせた周辺のおすすめスポットなどを提案する。

さらに、目的地の飲食店や商業施設の営業時間、おすすめ商品などの情報を提示するガイドブックのような機能や、気になった場所や行きたい場所を保存しつつ、目的地の変更や目的地までのルートを入れ替えることで自動的にルート変更されるナビゲート機能なども搭載される。

同乗者全員が同じ画面情報を見て話し合う時間を共有することで、一体感が生み出され、観光時の移動手段として利用されるレンタカーでの移動体験そのものの価値向上を目指す。

実証実験では、参加者のうち、レンタカーのオプションとしてこのサービスがあった場合に「利用したい」と答えた人は59%、「やや利用したい」と答えた人は35%だったという。また、レンタカーを借りる際に、「他の条件が同じと仮定した場合にこのサービスのあるレンタカー事業者を優先的に選ぶ」と回答した割合は94%とのこと。

(出典:NTTデータ)

オプション料金としてこのサービスを利用すると仮定した場合は、「300円〜1,500円の範囲内であれば利用したい」という回答が94%だった。

実験参加者のポジティブな意見を受け、今後は機能追加やビジネスモデルの検討を行い、2022年度中に観光地での提供開始を目指す。

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