株式会社RIDENOWは、プラットフォーム手数料無料のカーシェアサービス「ridenow」を提供している。
「ridenow」は、2017年にトヨタ自動車株式会社が開催したオープンイノベーションプログラム「TOYOTA NEXT」で選定された個人間カーシェアサービス「シェアのり」と統合して作られたサービス。
同サービスは、スマートフォンに専用アプリ「ridenow」をインストールして利用できる。iPhone、Android端末に対応しており、アプリのダウンロード料、会員登録は無料。ただし、アプリ内のサービスの利用には共同使用料や保険料など各種料金が発生する。
プラットフォーム手数料が無料のため、ドライバーが支払う使用料の全額がオーナーの手元に残る。また、ドライバーも手軽な料金で好みの車を利用することができる。所有している車を貸し出して利益を得たい人も、車を気軽に利用したい人も、双方手数料無料でカーシェアリングを始められる仕組みだと言える。
同サービスのビジネスモデルは、オーナー、ドライバーの利用データに基づいたマーケティング活動による収益となる。
サービスを利用時には、ドライバーはあいおいニッセイ同和損害保険株式会社が提供する「ワンデーサポーター(24時間単位型自動車運転者保険)」に加入する。万一、事故が起こった際も24時間365日体制であいおいニッセイ同和損保あんしんサポートセンターが対応するため、安心して利用できる。
利用方法は、アプリをインストールし、利用したい車を見つけたらオーナーへ予約申請を行う。オーナーの承認後、メッセンジャーで車両・鍵の受け渡し場所と時間を確認。当日は車の状態をお互いにチェックした上で受け渡す。また、返却後には、オーナーとドライバーが双方にレビューを行う。
このようなレビュー制度があるため、予約時にもオーナー、ドライバーがどのような人かチェックした上で安心して貸借できる。
また、鍵の受け渡しに関しては、KEY STATIONと連携した無人鍵受け渡しサービスや、コンビニで鍵の受け渡しサービスも展開予定。