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那覇ウエスト・インで無人レンタカー運用の実証開始―スマートバリューが鍵管理ソリューションを提供

投稿日 : 2025.05.28

沖縄県

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株式会社スマートバリューは、株式会社MOVINが展開するレンタカーサービス「スポサポレンタカー」に対し、自社の鍵管理ソリューション「Kuruma Base」を提供し、鍵の受け渡しを無人化する実証事業を開始した。これに伴い、那覇市内の宿泊施設「那覇ウエスト・イン」のホテル裏駐車場に鍵管理機「SPLATS KEY」を設置し、実証運用を開始している。

(出典:株式会社スマートバリュー)

「スポサポレンタカー」は、地元プロスポーツチームとのコラボによるラッピングレンタカーを展開するほか、広告収入を活用した低価格提供、無人運用による24時間利用可能な体制を特徴としている。レンタカーの出発・返却はコインパーキングやホテルを利用した非対面式で行われ、利便性の向上が図られている。また、売上の一部をスポーツチームへ還元することで、地域スポーツの発展にも寄与している。

(出典:株式会社スマートバリュー)

今回の実証事業では、LINEを活用した車両予約時に発行される二次元コードを鍵管理機にかざすことで、利用者はスタッフを介さずに車両の鍵を受け取ることが可能となる。これにより、非対面かつ24時間対応の鍵の受け渡しが実現されるとともに、貸出返却時のログが自動で記録され、運用の透明性や安全性も向上している。特に宿泊施設との連携により、チェックイン後や深夜・早朝でもスムーズにレンタカーが利用できる環境が整えられている。

(出典:株式会社スマートバリュー)

設置された拠点である那覇ウエスト・インでは、12時間1,500円からという低価格で、24時間いつでも出発・返却が可能である。今後は、スポサポレンタカーが展開する他の拠点にも鍵管理機能の導入を進めていく予定であり、さらに「Kuruma Base」と予約・管理システムの連携強化による一元管理体制の構築も視野に入れている。

(出典:株式会社スマートバリュー)

「Kuruma Base」は、カーシェアリング事業者などクルマのサービス化を推進する事業者向けのプラットフォームであり、クラウド型の管理コンソールやスマートフォンアプリ、運用支援サービスを通じて、鍵の受け渡し手段の柔軟な選択や既存システムへの容易な導入を可能とする。今後も多様なシェアリングニーズに応じた鍵管理機能の拡充が予定されており、MaaSアプリとの連携も見据えた展開が進められている。

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