(出典：株式会社ドコモ・バイクシェア)
株式会社ドコモ・バイクシェアは、日本工営株式会社と共同で、東京都八丈島にてシェアサイクルサービス「八丈島サイクルシェア」を開始する。これは東京都の八丈島スマートモビリティサービス実証事業の一環であり、観光協会や宿泊施設など7か所に設置される電動アシスト自転車20台を提供する。2024年7月17日から2025年1月中旬までの期間、利用者はアプリを通じて手軽に自転車を借りることができる。料金は30分ごとに275円で、1日パスは2200円である。
このサービスは、八丈島の交通課題を解決し、観光客に自転車でしか味わえない自然や風景を楽しんでもらうことを目的としている。利用方法はアプリのダウンロードから始まり、新規登録者は「バイクシェアのアカウント」または「dアカウント」で利用可能だ。既存のバイクシェアサービスアカウントを持つユーザーも普段のIDで利用できる。
この実証事業は、デジタル技術を活用したAIデマンドタクシーや自動運転バスなどの効率的な移動手段を提供するもので、島内の交通サービスの需要を確認し、複数の移動サービスを最適に組み合わせることを目指している。
ドコモ・バイクシェアは、地域に根ざしたモビリティサービスを提供し、健康で環境に優しい「まちづくり」に貢献することをミッションとしている。現在、東京、仙台、横浜など28エリアで直営事業を運営し、全国で58エリアを展開している。2023年5月には、東京都と共同で「東京EVバイクシェア」をスタートさせ、ゼロエミッション東京の取り組みの一環として、新たな移動シーンの創出に努めている。