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LUUPが川崎市でサービス開始、約70ポート・200台規模で横浜・東京と相互発着可能に

投稿日 : 2025.08.13

東京都

神奈川県

モビリティ

(出典:株式会社Luup)

株式会社Luupは、2025年7月14日より神奈川県川崎市にて、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」の提供を開始した。市内約70箇所にポートを設置し、電動キックボード120台、電動アシスト自転車80台の200台規模での運用をスタートした。初日には東京海上ホールディングス株式会社と連携し、Kawasaki Sparkで安全啓発イベントも実施した。

LUUPは、“街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる”をミッションに、全国14,400箇所以上のポートを展開する。電動キックボードや電動アシスト自転車を用いたファースト・ラストワンマイルの移動手段を提供しており、車両小型化によって狭いスペースでもポート設置が可能である。新規エリア展開時には安全講習会や啓発活動を必ず実施し、地域住民へのルール周知を徹底している。

(出典:株式会社Luup)

今回、川崎市と隣接する横浜市・東京都の3エリア間で別エリア発着が可能となり、川崎⇄横浜、川崎⇄東京、横浜⇄東京間での利便性が向上する。料金は税込みで基本50円+15円/分が標準だが、東京発着の一部では20円/分が適用される。

主要ポートとしては、商業エリアや駅前などアクセス性の高い場所に設置されている。例えば、映画館街の「チネチッタ(うしこぞう 店舗壁沿)」は21台収容可能で、周辺施設へのアクセスに便利である。また「京急川崎駅前ビル」には18台分のポートを整備し、鉄道との乗り継ぎ需要に対応する。イベント会場の「Kawasaki Spark」には5台分を用意し、7〜11月の期間限定で営業時間内のみ利用可能とするなど、立地や利用環境に応じた運用を行っている。

Luupでは引き続きポート設置リクエストを受け付けており、川崎市内でのさらなる拠点拡大を計画している。デッドスペースや駐車場の有効活用を希望するオーナーとの協力を進めながら、より自由で快適な移動環境の実現を目指していく方針である。

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