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蜃気楼と桜を楽しむ新たな移動、魚津でEVトゥクトゥクが本格始動

投稿日 : 2026.03.24

富山県

モビリティ

(出典:魚津観光まちづくり株式会社)

魚津観光まちづくり株式会社は、電動トゥクトゥクのレンタルサービス「魚津まちなかレンタルEV『トゥクる』」を2026年3月14日より再開した。冬季休業を経て本格稼働となり、春の観光シーズンに合わせて地域回遊の新たな移動手段としての活用を強化する。

同サービスは、小型で取り回しやすいEVトゥクトゥクを活用し、市街地から海岸、山間部まで自由に巡ることができる点が特徴である。約8kmにわたる「蜃気楼ロード」や「新川広域農道」を走行しながら、海と山の景観を同時に楽しめる体験は、従来のレンタカーやレンタサイクルとは異なる魅力を提供する。

(出典:魚津観光まちづくり株式会社)

魚津市では春になると、幻想的な自然現象である蜃気楼のシーズンが到来し、桜や花々が各地で見頃を迎える。さらにホタルイカの旬や遊園地「ミラージュランド」の再開など、観光資源が集中する時期でもある。こうした季節性の高い観光コンテンツと、開放感のあるトゥクトゥクの組み合わせにより、体験型観光としての価値を高める狙いである。

料金は4時間4,400円から利用可能で、最大8時間までのプランが用意されている。レンタカーと比較して短時間・低コストで利用できる点や、気軽に乗れるデザイン性の高さから、若年層や観光客を中心に支持を集めている。2025年の試験運用では利用者の約半数が県外から訪れており、新たな誘客手段としての有効性も確認された。

さらに同社は、EVトゥクトゥクを軸とした体験型観光商品の開発にも着手している。漁業体験や藍染め、農業体験など地域の産業や文化と連携したプログラムを順次展開予定であり、移動と体験を一体化した観光モデルの構築を目指す。

また、インバウンド需要の取り込みも視野に入れ、通訳案内士付きツアーの造成や多言語対応の強化を進めている。台湾との観光交流を背景にアジア圏からの訪日客を中心に訴求しつつ、欧米豪からの観光客にもアプローチを広げる方針である。

レンタカーが不足する地域において、EVトゥクトゥクは新たな移動インフラとしての役割も担う。環境負荷の低減と観光体験の向上を両立する取り組みとして、今後の展開が注目される。

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