
(出典:株式会社アクティオ)
総合建設機械レンタルを手がけるアクティオは、建設車両の無人レンタルサービス「アクスポ」を2026年1月13日より長野県千曲市の更埴営業所に開設した。人手不足が深刻化する建設業界において、業務効率化と省人化を同時に実現する取り組みとして位置づけられる。今後は全国へ順次拡大していく方針である。
建設業界では高齢化や労働人口の減少により、現場の生産性向上と就業環境改善が喫緊の課題となっている。従来のレンタル業務では、受付対応や早朝・夜間の出庫対応などに人的リソースを要していた。「アクスポ」はこれらの工程を無人化することで、利用者の利便性向上と従業員の負担軽減を両立する仕組みである。

(出典:株式会社アクティオ)
利用には事前登録が必要で、会員カードまたはQRコードを発行する。電話で車両予約を行い、指定日時に来店後、鍵管理機にカードや免許証をタッチすることで鍵を受け取る。返却時も同様に無人で完結し、貸出・返却ともに365日24時間対応が可能だ。これにより、早朝作業のために前日から車両を借りる必要がなくなり、コスト削減にもつながる。
更埴営業所への導入は、土日・祝日の無人出庫対応を可能にし、時間外労働の削減にも寄与する。今後は建設車両以外のレンタル商材にも無人化システムを展開する構想であり、アクティオが掲げる「レンサルティング」の進化形ともいえる取り組みである。建設DXの一環として、業界の構造的課題解決に向けた新たなモデルとなるか注目される。