Carstay株式会社は、一般社団法人シェアリングエコノミー協会が展開する「ふるさとシェアWeek」の推進施策の一環として、同社が運営するキャンピングカーのカーシェア・プラットフォーム上で、5,000円割引で利用できるキャンペーン「キャンピングカーで紡ぐ、私のふるさとシェアWeek！」を実施する。期間は2025年12月1日から12月7日までで、先着30名限定の特典となっている。キャンペーンは、二地域居住の普及を目指す全国的なプロジェクト「ふるさとシェアWeek」と連動しており、キャンピングカーによる移動・滞在体験を通じて地域活性化に寄与することを目的としている。
（出典：Carstay株式会社）
「ふるさとシェアWeek」は、事業者、政府、自治体、参加者が連携し、「シェアを社会インフラ化する国民運動」として実施される取り組みである。特設サイトやSNSを通じて、二地域居住を支援するサービスや自治体の取り組みを広く発信し、体験プログラムやキャンペーンなど多様な企画を展開する。Carstayは、この活動を通じて、キャンピングカーが持つ新しい社会的価値の発信にも取り組む。
日本では公共交通が届かない「交通空白地帯」の拡大や宿泊施設・空き家の不足が課題となっている。Carstayは、移動と滞在を一体化した“動く拠点”としてキャンピングカーを位置づけ、地域の移動課題と宿泊インフラの補完に貢献できると考えている。キャンピングカーは、シェアリングとテクノロジーを融合することで、地域間移動の自由度を高め、滞在の形を柔軟に変化させる“可動産”としての役割を果たすものであり、今後の観光・移動の在り方を変える可能性を持つ。
キャンペーンでは、Carstay上に登録されている車両を対象に、クーポンコード「FURUSATO_WEEK25」を入力することで5,000円の割引が適用される。最低利用金額は35,000円で、先着30名に達し次第終了する。予約後、キャンペーン期間中に「#ふるさとシェアWeek」を付けて利用予定車両をSNSに投稿することで、特典が利用可能となる。他クーポンや長期割引制度との併用はできず、長期割引が優先される仕組みである。
Carstay株式会社は、「誰もが好きな時に、好きな場所で、好きな人と過ごせる世界をつくる」という理念のもと、キャンピングカーのレンタル・カーシェア、車中泊スポットのスペースシェア、車両製造支援などを展開している。2019年の車中泊スポット事業開始以降、全国約300箇所で利用可能なスポットを整備し、キャンピングカーやアウトドア車両の登録台数は約500台に上る。2022年には車両の改造や修理などを手掛ける「Mobi Lab.」事業も開始し、バンライフを中心とした新しい移動・滞在文化を推進している。