(出典:株式会社MIC)
全国1,450店舗を展開するニコニコレンタカーが、フランチャイズ(FC)加盟店向けに提供する「Qリース」の取扱台数が、サービス開始から累計2,500台を突破した。Qリースは、FC加盟店がレンタカーとして人気の新車を安価にリースできる仕組みで、近年導入する加盟店が増加している。
Qリースは、ニコレン全店の稼働実績を基に、収益性が高く稼働率の良い車種を厳選。特に、異業種からレンタカー事業へ新規参入する企業にとって、適切な車両を迅速に調達できるメリットがある。近年、物流・運送業をはじめとする幅広い業種の企業が兼業ビジネスとしてレンタカー事業を導入する動きが活発化しており、Qリースの需要はさらに拡大している。
Qリースを利用することで、加盟店は毎月定額のリース料で新車を導入できる。自動車税や重量税、自賠責保険などの諸経費の急な負担がなく、予測しやすいコスト管理が可能だ。さらに、新車導入により故障リスクが低減し、事故やクレームの発生率も下がるというメリットもある。加えて、ニコレンの標準保険に加入している店舗では、全損時のリース料免除制度や修理費用補償を3~4年間利用できるため、安心して事業を運営できる。
(出典:株式会社MIC)
ニコレンでは、Qリースの車両ラインナップを強化した結果、導入する加盟店が増加。2024年には、ニコレン全体で毎月平均72台の車両がQリースで導入された。これに伴い、レンタカーの車齢も若返り、2024年8月時点で全車両のうち初度登録から4年未満の車両が30%を超えた。新車の割合が増えることで、顧客にとっても快適で安心なレンタカー環境が整備されている。
ニコレンFC本部は、Qリースをはじめ、加盟店の業績向上を支援するさまざまな施策を展開。今後も加盟店が安定的に収益を上げられる仕組みづくりを推進していく方針だ。