(出典:パーク24株式会社)
大阪市高速電気軌道株式会社(Osaka Metro)とタイムズモビリティ株式会社は、2025年5月1日より「モビリティハブ 弁天町」にカーシェアリングサービス「タイムズカー」を導入する。「モビリティハブ 弁天町」は、2025年4月にオープンした地下鉄やオンデマンドバスの乗継拠点であり、今回の「タイムズカー」の導入により、利便性の向上が図られることとなった。
(出典:パーク24株式会社)
今回設置される「タイムズカー」は計5台で、車種にはヤリス、ノート e-POWER、MAZDA2、アクア、ソリオが含まれる。利用時間は24時間対応であり、短時間の利用にも適した料金設定が特徴である。ベーシッククラスの料金は15分220円からであり、観光や短距離移動にも手軽に利用できる価格帯である。
利用方法はスマートフォンやパソコンでの事前予約が必要であり、予約完了後、カーシェアリングステーションに向かう。車両のドアは会員カードまたは「タイムズカー」アプリで解錠し、助手席のグローブボックスにあるキーボックスから鍵を取り出して運転を開始する。返却時には同じステーションに戻し、鍵を元のキーボックスに戻して終了となる。
Osaka Metroが進める「モビリティハブ」は、異なる交通手段の乗り換え拠点として機能し、鉄道や路線バス、オンデマンドバス、パーソナルモビリティを組み合わせた新たな交通インフラである。「モビリティハブ 弁天町」は、地下鉄弁天町駅とバスターミナルを結ぶ交通結節点として整備されており、観光客やビジネスパーソンの利用促進にも寄与することが期待されている。