(出典:パーク24株式会社)
パーク24株式会社は、2025年4月に「パーク&ライド」および「レール&カーシェア」に対応した新たなタイムズパーキングとタイムズカーステーションを開設する予定であることを発表した。これらのサービスは、移動手段としてのクルマの利便性を活かしつつ、公共交通機関との組み合わせによって温室効果ガスの排出削減に貢献するものである。
同社は「時代に応える、時代を先取る快適さを実現する。」というグループ理念のもと、事業活動を通じて社会的課題の解決に取り組んでいる。特に、ストレスのない移動環境の実現に向けて、駐車場およびカーシェアリングサービスを展開しており、環境負荷の軽減にも積極的に寄与している。
「パーク&ライド」とは、自宅から最寄り駅までクルマで移動し、駅近くの駐車場にクルマを停めた後、鉄道などの公共交通機関で目的地まで向かう移動スタイルである。これにより、都市部での渋滞緩和や環境負荷の低減が期待されている。また、「レール&カーシェア」は、目的地の最寄り駅まで電車などで移動し、駅近くのステーションでカーシェアリング車両を利用する方式であり、効率的な移動手段として注目されている。
2025年4月には、「パーク&ライド」に適した駐車場が36件、「レール&カーシェア」に対応するステーションが230件、随時オープン予定である。「パーク&ライド」に適した駐車場は、東京メトロ丸の内線の四ツ谷駅周辺や名古屋市営地下鉄東山線の伏見駅周辺など、主要都市において4月半ばに開設される予定である。一方、「レール&カーシェア」に適したステーションは、横浜市地下鉄ブルーラインの上大岡駅周辺、阪急京都本線の大宮駅周辺など、4月中旬にオープンが予定されている。これらの施設は、移動における選択肢の拡充だけでなく、走行距離の削減を通じて温室効果ガス排出量の抑制にもつながる。
今後、パーク24グループは毎月第5営業日に新たな施設のオープン情報を発信していく予定である。同社は今後も、快適で魅力的な社会の実現を目指し、利用者のニーズに応えるサービスの提供と持続可能な社会の構築に努めていく考えである。