(出典:積水化学工業株式会社)
積水化学工業株式会社 住宅カンパニーは、トヨタ自動車株式会社が提供するカーシェアリングサービス「TOYOTA SHARE」と協業し、同社のまちづくり「リードタウン」への導入を開始する。これにより、住民はより便利で快適な移動手段を利用できるだけでなく、災害時の安心も確保される。
TOYOTA SHAREは、トヨタの安全・安心な車両を活用したカーシェアリングサービスであり、24時間365日、スマートフォン1つで予約・開錠・利用・精算が可能である。2022年から2024年のカーシェアリング顧客満足度調査で3年連続総合満足度第1位を獲得しており、高い利便性とユーザー満足度を誇る。
リードタウンでは、住民向けアプリ「NiSUMU」とTOYOTA SHAREのアプリを連携し、住民向け価格での利用を可能にする。これにより、住民は日常の足としてカーシェアを気軽に活用できる。加えて、予約から精算までをスマートフォン1つで完結できるため、煩雑な手続きが不要である。
また、シェア車両にはハイブリッド車を採用し、静かで快適な乗り心地を提供するとともに、走行時のCO2排出量を削減する。環境に配慮した移動手段として、サステナブルなまちづくりに貢献する。さらに災害時には、シェア車両を非常用電源として利用することが可能である。車両の燃料が満タンであれば、一般家庭の約5日分の電力を供給できるため、停電時の情報収集や暖房、照明の確保などに役立つ。これにより、住民間の共助を促し、リードタウンのレジリエンス力強化に貢献する。
まちの立地や住民のニーズに合わせた最適なカーシェアサービスを提供し、地域の交通利便性を向上させる。これにより、マイカー所有の負担を軽減し、効率的な移動手段としてのカーシェアリングの活用を促進する。