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鉄道×クルマの併用を促進、タイムズが12月に新駐車場・カーシェア拠点を開設

投稿日 : 2025.12.16

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カーシェア

(出典:パーク24株式会社)

パーク24株式会社は、温室効果ガスの排出量削減につながる移動手段として注力する「パーク&ライド」および「レール&カーシェア」に対応したタイムズパーキング、タイムズカーステーションについて、2025年12月のオープン予定を発表した。12月は「パーク&ライド」に適した駐車場が19件、「レール&カーシェア」に適したステーションが89件開設される見込みである。

(出典:パーク24株式会社)

「パーク&ライド」は、自宅から駅までをクルマで移動し、駅近くの駐車場に駐車して公共交通機関へ乗り換える移動スタイルである。12月には、JR関西本線・近鉄名古屋線「桑名」駅に近接する「桑名駅前第9」や、南海高野線「堺東」駅周辺の「堺長尾街道」、京王線「つつじヶ丘」駅近くの「西つつじヶ丘2丁目」などが開設予定となっている。これらの駐車場は通勤・通学利用だけでなく、都市部への外出時にクルマ利用を最小限に抑える選択肢として機能する。

(出典:パーク24株式会社)

一方、「レール&カーシェア」は、鉄道で目的地最寄り駅まで移動し、駅周辺のタイムズカーステーションからカーシェア車両を利用する仕組みである。12月初旬には、JR高崎線「高崎」駅エリアの「鶴見町公園東」や、京成本線「京成高砂」駅に近い「TheBlue8」、大阪メトロ谷町線「関目高殿」駅周辺の「エリジェール新森」などがオープン予定である。鉄道ではアクセスしづらい目的地への“ラストワンマイル”を補完する役割が期待される。

これらの取り組みは、クルマ単独での長距離移動を減らし、公共交通との併用を促進することで、CO2排出量削減に寄与する点が特徴である。パーク24グループは、駐車場とカーシェアを組み合わせた移動インフラの整備を通じて、利便性と環境配慮を両立した移動体験の提供を進めていく考えだ。

今後も同社は、毎月第5営業日にオープン予定情報を発信しながら、持続可能な社会の実現に向けたモビリティサービスの拡充を図るとしている。

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