(出典:カレント自動車株式会社)
最近、キャンピングカーの利用が広がりを見せている。高品質なキャンピングカーを提供する「ガレージカレントCamp」を運営する、カレント自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:江頭大介)が、キャンピングカーの利用シーンや活用方法についてのアンケートを実施した。
【関連記事】17施設が新規認定!日本全国の車中泊旅行を快適にするRVパークが続々オープン
この調査は、インターネットと、「第3回ちがさきキャンピングカーフェス2023夏」での街頭調査によって行われた。対象はキャンピングカーに興味のある男女112人だ。
イベントの来場者の年齢層は40~50代が約7割で、夫婦での見学が多かった。また、アンケート回答者の約半数がペットを所有し、キャンピングカーでの旅行に連れて行きたいとの意見が半数近くにも及んだ。動物としては犬の飼い主が多く、ペットとの快適な時間が楽しめることがキャンピングカーの利点の一つとされた。
(出典:カレント自動車株式会社)
所有理由としては「車中泊をしたいから」が最多で、「夫婦で旅行を楽しみたいから」という声も多かった。また、災害時の備えも全体の約4割の方が考えているという結果が出た。キャンピングカーを購入してからの生活の変化としては、旅行の選択肢の多様化があげられた。特に「普段なら行けない場所に行けるようになる」「ペットと一緒に旅行に行けるようになる」といった点が強調された。
(出典:カレント自動車株式会社)
滞在場所として「道の駅」が最も多く、次いで「RVパーク」が挙げられた。RVパークは整備された施設であり、滞在場所の設備や環境が充実していることがキャンピングカー旅行の快適さに寄与している。
欲しいキャンピングカーについては、「バンコン」が最も多く、次いで「キャブコン」、「軽キャンパー」が続いた。維持費の安さから軽キャンピングカーの人気は急上昇しているようだ。また、輸入キャンピングカーに興味を抱いている方も複数存在した。
以上の結果から、キャンピングカーの人気は衰えていないことが確認された。キャンピングカーの性能やスタイルは年々進化し、多くの種類が存在するため、ライフスタイルや目的に合わせて選ぶことができるという点も、大きなメリットだろう。
しかし、キャンピングカーは高価で手が出しづらい方も多い。さらに、新車の納車待ちは1~2年となるほどだという。最近は、高級車・輸入車を含むキャンピングカーのレンタルサービスも多く、車中泊ができる場の整備も進められている。このような背景から、キャンピングカーのレンタル需要は今後も高まると考えられる。また、近年ではペットも家族の一員との考えが広く浸透しているため、ペット同乗可能なサービスの需要も高まるだろう。
調査の詳細はこちらから