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マイナ免許証、便利さと安全性のバランスに注目

投稿日 : 2025.03.05

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コラム・レポート

(出典:ナイル株式会社)

2025年3月24日より運用が始まる「マイナ免許証」について、個人向けカーリースサービス「おトクにマイカー 定額カルモくん」を提供するナイル株式会社が運転免許を持つ全国の男女1,857人を対象にインターネット調査を実施した。調査の結果、約6割が取得を検討していることが明らかになった。

(出典:ナイル株式会社)

調査によると、「マイナ免許証の概要まで知っている」と回答した人は30.0%、「聞いたことがある程度」は52.9%、「知らない」は17.1%だった。8割以上がマイナ免許証を認知しているが、具体的な内容まで理解している人は3割程度にとどまった。

(出典:ナイル株式会社)

取得意向については「マイナ免許証のみを持つ」が22.5%、「マイナ免許証と従来の免許証の両方を持つ」が37.8%で、約6割が取得を検討していることが分かった。一方、「従来の免許証のみを持つ」との回答も39.7%あった。

選択理由として、マイナ免許証を選ぶ人は「カードの枚数を減らしたい」「管理が楽」との声が多く、両方を持つ人は「免許証の提示時に困らないため」「マイナンバーカードは持ち歩きたくない」と回答。従来の免許証のみを持つ人は「情報集約が不安」「様子を見たい」と慎重な意見を示した。

(出典:ナイル株式会社)

一方、マイナ免許証に対する懸念では「情報漏洩や悪用のリスクが大きい」が30.7%で最も多く、「紛失時の本人確認が大変」(24.1%)、「手続きが面倒」(15.5%)が続いた。特に「一度漏洩すれば紐付け情報がすべて流出する可能性がある」との不安が寄せられた。

(出典:ナイル株式会社)

また、将来的にスマートフォンで免許証を提示できる「モバイル運転免許証」については、「利用したい」が46.4%、「これまで同様カードで持ちたい」が53.6%と意見が分かれた。

マイナ免許証は券面に運転免許証の情報が記載されないため、普及するまではレンタカーやカーシェアリングの利用に制約が生じる可能性もある。ナイル株式会社が提供するカーリースサービス「おトクにマイカー 定額カルモくん」では、月々1万円台からマイカーを持てる手軽さを打ち出し、車の利用方法の選択肢を提供している。

マイナ免許証の運用開始に向けて関心は高まりつつあるが、情報管理の安全性や利便性を巡る議論は今後も続きそうだ。

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