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ガソリン高騰と車検代の重圧、パーク24が明らかにする維持費の実態

投稿日 : 2025.02.12

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(画像出典元:upslash)

パーク24株式会社は、2025年2月7日に「タイムズクラブ」会員を対象とした「クルマの維持費」に関するアンケート結果を公表した。このアンケートは、タイムズ関連の駐車場やカーシェアリング、レンタカーサービスを利用している会員を対象に実施された。

(出典:パーク24株式会社)

アンケート結果によると、クルマ保有者の約4割が月額維持費を20,000円以下と報告しており、これが最も多い割合である。一方で、20,001円以上の維持費を支払っている人の割合も13%増加しており、2022年1月の前回調査時から比較して維持費が増えていることが示された。この増加は、ガソリン価格の高騰や大手損害保険会社による任意保険の値上げが主な要因と見られる。

(出典:パーク24株式会社)

エンジンタイプ別では、「ガソリン(レギュラー)」「プラグインハイブリッド」「電気」の各車種の80%以上が月額30,000円以下の維持費である一方、「ガソリン(ハイオク)」の使用者は30,001円以上の割合が40%を超えている。これは、ハイオクガソリンの高価格と大排気量車の高額な自動車税が影響している。

(出典:パーク24株式会社)

また、維持費の中で特に負担が大きいのは「車検代」であり、これを最も負担と感じているのは1台のみを保有するドライバーである。複数台保有者にとっては「各種税金」が負担となっている。さらに、1台保有者と複数台保有者の差が最も大きかったのは、月極の駐車場代で、1台のみを保有する者が複数台保有者よりも6ポイント多い結果となった。

現在クルマを保有していない人の約3割が「維持費の負担」を理由にクルマを手放したと回答しており、維持費が負担となっている現状が浮かび上がる。今後クルマの維持費がさらに増加すれば、クルマを手放すことを検討する人が増える可能性がある。クルマの利用者や保有者にとって、適切なサポートと情報提供がますます重要になってくるだろう。

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