バリュートープ株式会社は、運営するカーシェア型レンタカーサービス「オールタイムレンタカー」において、法人ビジネスユーザー向けの新プランの提供開始を発表した。

オールタイムレンタカーは、スマートフォン用の専用アプリを用いて、レンタカーの予約、検索、貸出、返却ができるサービス。店舗営業時間に縛られないことに加え、非対面・非接触で利用できるため、コロナ禍でも利用しやすいと言える。
今回誕生した「ビジネス平日プラン」では、平日を含む予約利用に割引価格が適用されるという内容。割安なプランを提供することで、新たな層の顧客獲得を狙う。具体的な料金は税・保険料込・免責補償付きで以下の通り。
タイプ | 6時間 | 12時間 | 24時間 | 以降1日ごと |
コンパクト | 3,560 円 | 4,000 円 | 5,200 円 | 4,610 円 |
ミニバン | 10,600 円 | 11,480 円 | 15,110 円 | 11,770 円 |
スマートフォンひとつで車の予約から返却までを完了できるこのサービス。従来の店舗での対面型サービスと比較し、受付時間の削減や24時間貸出・返却可能なことから、利便性に優れていると利用者から評価されている。
具体的には、無料の専用アプリをダウンロードし、運転免許証やクレジットカード情報などを登録、アプリ内で希望日時を指定し、利用可能車両を検索して予約できる。
利用当日は、予約した車両に近づき、アプリを起動して「利用開始」をタップ。クルマのスマートキーの機能をスマートフォンに置き換えるスマートロックシステム「バーチャルキー(イードとジゴワッツの共同開発)」により、スマホを鍵として利用できる。

返却時はステーション付近のガソリンスタンドで燃料を満タンにしてから、「返却チェック&施錠」を行う。
2021年12月17日に、新しい貸出拠点を渋谷駅および恵比寿駅の徒歩圏内に開設した同社。この拠点開設により車両配置は10拠点30台となった。今回のビジネスユーザー向けプランの提供開始をきっかけに、さらなる新規顧客獲得を目指す。