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アルプスアルパイン提供「レンタカー向け位置情報管理システム」 ドライブレコーダーとの連動により導入コストを削減

投稿日 : 2022.02.02

DX推進

アルプスアルパイン株式会社は、リアルタイムで車両の位置を観測し、レンタカー事業者の業務を効率化する「位置情報管理システム」を開発、提供している。

■専用の通信型デバイスを搭載
アルプスアルパインの提供する「位置情報管理システム」では、専用の通信型デバイスを車両に搭載し、リアルタイムに車両の位置情報を取得する。さらに車両の位置情報を一元管理する「位置情報管理コンソール」を合わせて提供することで、車両管理業務の効率化や、返却遅延時の即時対応を可能にしている。

例えば予定時間までの返却が困難であると想定される場合、当システムではただちに営業店舗の管理コンソールにアラートを送信する。そして利用者には車内のスマートデバイスにメッセージを表示したり、ドライブレコーダーから音声で返却要請を伝達する。

■2つのデバイスから選択可能
車両に搭載する通信型デバイスは、小型カメラ型の「ドライブレコーダー」と8インチタブレット型の「スマートデバイス」の2種類から選択可能。スマートデバイスは4カ国語対応(日・英語・中・韓)のカーナビに加え、リアルタイムの駐車情報表示、音声検索機能も搭載している。

カーナビの地図データは2カ月に1回のペースで自動更新されており、常に最新の情報を表示する。さらに車両を次の利用者に受け渡す際には、ボタンをワンタッチするだけで履歴を消去できるなど、プライバシー対策も万全だ。

出典: レンタカー事業のためにつくられた車両位置情報管理システム

■トラブル時の記録にも対応
レンタカー業務においてよく懸念されるのが、事故時の記録不備やドライブレコーダーの悪用だ。当システムのドライブレコーダーにはフロントカメラに加え、オプションでリアカメラも搭載できる。

どちらもHDの高画質を常時録画でき、事故発生時の記録保全に役立つ。また、録画映像の拡散や意図的な消失を防ぐため、ドライブレコーダーを特殊ネジで加工したカバーで覆い、SDカードの操作ができないように工夫されている。

■用途に合わせた導入プランでコスト削減
カーナビをすでに搭載している場合はドライブレコーダーだけ導入するなど、用途や予算に合わせて機能をカスタマイズできるのが本システムの魅力だ。アルプスアルパイン社ではサービスの詳細についての説明や(希望者には)実機での試用を行った上で、要望に合わせた具体的な導入プランを提案するとしている。

●同サービス概要
提供:アルプスアルパイン株式会社
特徴:管理画面で車両位置を一元管理、返却遅延時の通知機能、位置測位アプリ・携帯デバイス・管理コンソールの一括提供
用途:レンタカー業者向けの車両一元管理、データ収集による新サービスの創出
公式サイト:レンタカー事業のためにつくられた車両位置情報管理システム | アルパイン | ALPINE Japan

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