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PathFinder、「レンタル移籍」を通じて関西電力送配電から人材を受け入れ

投稿日 : 2022.09.06

DX推進

片道専用レンタカーのマッチングサービス「Simpway」など、モビリティサービスの研究・開発を行うPathFinder(パスファインダー)株式会社は、関西電力送電株式会社より、レンタル移籍を通じて1名の社員を受け入れると発表した。

Pathfinder株式会社のプレスリリース

今回のレンタル移籍は、株式会社ローンディールが提供している企業間レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」を通じて行う。当サービスのレンタル移籍は、研修・出向などの企業間契約に基づき、イノベーションを起こす人材の育成に取り組む大企業と、事業開発力を強化したいベンチャー企業をマッチングする形で実現される。

PathFinderは2020年に設立されたモビリティサービスの研究開発企業で、社名の由来である火星探査機Mars Pathfinderにあやかり、モビリティ事業の時代の開拓者となることを目指している。現在は片道専用レンタカーのマッチングサービス「Simpway」ベータ版の開発や、回送車両マーケットプレイスの立ち上げなど、MaaS領域の事業開発に幅広く取り組んでいる。

一方の関西電力送配電は、電力のゼロカーボン化達成や、2023年でからの託送料金制度の導入、コロナ禍によるニーズの変化といった時代の要請に対応するため、組織文化の改革に力を入れている。レンタル移籍を通じ、仕事の進め方が異なるベンチャー企業での実務経験を通じて、次世代リーダーとして成長することが期待されているという。また異なる事業領域の人材が交流することで、新しい発想や展開の広がりが起こり、モビリティサービスとインフラの基盤が生まれる可能性も目されている。

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