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REXEVが電気自動車を活用したVPP実証の参加企業を募集 1台あたり100万円の協力金

投稿日 : 2022.06.20

DX推進

6月16日、電気自動車(EV)を活用したカーシェアリングやエネルギーマネジメントを手がける株式会社REXEVは、バーチャルパワープラントの実証実験に参加する企業の募集を開始した。

バーチャルパワープラント(VPP)は、日本語では「仮想発電所」と訳される。地域一帯の太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー、蓄電池やEVなどのエネルギーリソースをIT技術によって管理・制御し、巨大な一つの発電所のように活用することを指す。

REXEVが今回行う実証事業は、1都8県に散らばるEVの車載蓄電池の情報をクラウド上で集約管理し、蓄電池の充放電を遠隔制御することで、巨大なVPPを構築するというものだ。

本実証の実施にはEVを所有する多くの法人の協力が不可欠だとして、REXEVでは早期に実証に参加してくれた企業に対し、EV一台につき100万円の協力金を支払うことを決定した。参加の条件は、EVをすでに所有している、もしくはこれから導入を予定している法人で、東京電力管内の1都8県エリアに事業所および駐車場を構えていること、となっている。

この実証を行うに至った背景には、EVの普及による発電量の増加と、それに付随するCO2の増加への懸念がある。CO2の削減には、太陽光発電や風力発電といった再生可能エネルギーの普及が不可欠だ。しかし気象条件に左右される自然エネルギーは安定した供給が難しいという難点があり、電力が不足している時に火力発電が必要となり、結果的に電気料金が値上がりするリスクがある。

そこでREXEVが目をつけたのが、EVの車載蓄電池を活用した大規模VPPだ。EVの蓄電池をVPPの調整電力とすることで、供給が不安定だという再生可能エネルギーの欠点を補い、電気料金の値上げを防いだ上で、再生可能エネルギーの拡大を図る狙いだという。

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