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「MOBIRY」とは?広島県内で利用できるMaaSサイトを紹介

投稿日 : 2022.04.20

広島県

DX推進

広島県では、2020年3月から県内の移動で利用できるデジタルチケットの販売や利用ができる「MOBIRY」を展開している。

(出典:MOBIRY)

同サイトでは、鉄道やバス、宮島行きフェリーの乗車券、乗船券、周遊乗車券、シェアサイクルなどあらゆる乗り物のチケットをスマホから購入、利用できる。乗車時はスマホの画面を見せるだけで良く、複数人分をまとめて購入することも可能なため、スムーズな移動を実現できる。

2022年4月時点で対象となっているエリアは、広島市内・宮島を中心とした以下の通り。

  • 世界遺産がある「広島・宮島エリア」
  • 海上自衛隊の町「呉エリア」、「江田島エリア」
  • 国の特別名勝三段峡を巡る「広島県北エリア」
  • 日本を代表する木造橋錦帯橋「岩国エリア」

それぞれのエリアで、電車や船、バスの1日乗車券や、広島空港からのリムジンバスチケットを販売している。エリアによっては、1日券のほか、8時間、48時間、72時間利用券などが用意されており、観光日数に応じたものを選ぶことが可能。

2021年2月1日からは、新機能としてさまざまなモビリティを組み合わせた経路検索を行えるサービス「複合経路検索機能」の提供および「シェアサイクル1日パス」の販売も開始された。

「複合経路検索機能」では、トップ画面に表示される経路検索ボタンから、目的地までのルートを電車やバス、船舶、シェアサイクルなどを組み合わせた手段が表示される。なお、検索結果から各種乗り物のデジタルチケットを購入することも可能。

「シェアサイクル1日パス」については、広島市内で展開されるシェアサイクル「ぴーすくる」の1日パスを購入できるという内容。1日1,100円で電動アシスト自転車を利用できる。

また、表示言語にも中国語(繁体字・簡体字)、韓国語も加えられた。日本語・英語を含め、5ヶ国語に対応することで、海外からの旅行者の利用も狙う。

同サービスは、アプリのインストール不要、サイトにアクセスするだけで利用可能。

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