(出典:パーク24株式会社)
電気自動車への興味と普及率が増してきた中、パーク24株式会社(本社:東京都品川区、社長:西川光一)は、運営するドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」にて、「電気自動車」に関する調査を実施した。
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「タイムズクラブ」は、タイムズパーキング、タイムズカー、タイムズカーレンタルなどの利用でポイントを貯めることができる。2023年7月末現在の会員数は約1,054万人にのぼる。
調査の結果から、まず、電気自動車の運転経験がある人は、全体の約2割となり、前回2022年の調査時と比較して4pt増の21%となった。その運転機会としては、26%がカーシェアリング、25%がレンタカー、そして21%がイベントやディーラーの試乗車を利用している。
次に、電気自動車をまだ保有していない人の中で、電気自動車の購入を「検討したことがない」と答えた人は8割以上となった。検討したが購入しなかった人は16%であり、その理由としては「EVステーションが少ない」55%、「車体価格が高い」53%、「航続距離に不安がある」38%という結果が出た。
(出典:パーク24株式会社)
また、電気自動車未保有者のうち、4人に1人が「価格が手ごろになったら」電気自動車を購入すると考えている。また、「充電時間がガソリン車の給油時間と同等になったら」10%、「2030年にガソリン車の新車販売が禁止になったら」5%という回答もあった。
(出典:パーク24株式会社)
これらの結果から、電気自動車への関心は確実に増加していることがわかる。しかし、価格や充電インフラなどの課題がクリアされることで、さらなる普及が期待される。
パーク24の関連サービスであるカーシェアリング「タイムズカー」では、電気自動車の体験機会を提供している。さらに、地方自治体と連携し、電気自動車の普及に努めている。そして、9月9日の「世界EVデー」に向けてのキャンペーンも展開中である。
電気自動車の普及は進行中であるが、価格やインフラの課題解決が今後のキーとなることは明らかだ。一方、タイムズモビリティのようなサービスが、人々の電気自動車への接触機会を増やすことで、その普及を加速させるとして期待されている。