(出典:ENECHANGE株式会社)
ENECHANGE(エネチェンジ)株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役CEO:城口洋平)は、茨城県古河市のアパホテル〈茨城古河駅前〉及び群馬県伊勢崎市のアパホテル〈伊勢崎駅南〉の駐車場に、6kWの「EV充電エネチェンジ」を各2基計4基設置したことを発表した。これはひと・コミュニケーションズ株式会社がフランチャイズに加盟するアパホテルの取り組みの一部で、今後、両県の他2店舗にも同様の充電器が順次設置される予定だ。
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設置の背景には、政府が2035年までに乗用車の新車販売での電動車の比率を100%とするという政策がある。エネチェンジも、2027年までに最大300億円の投資を行い、国内で3万台のEV充電器の設置を目指している。特に、商業施設やレジャー施設、ゴルフ場などの滞在時間が長い場所における6kW充電器の設置が積極的に進められている。この中で、宿泊施設での充電器の設置は、EVドライバーのニーズが高まっている。
ひと・コミュニケーションズ株式会社はこれまでもEV導入の取り組みを行ってきた。アパホテル<宇都宮駅前>は、2022年4月に他社のEV充電器を先駆けて導入。当時、駅周辺ではEV充電スタンドが不足していたため、ホテル利用者の利便性向上と地域貢献の意図があった。また、多くの利用者は大手自動車メーカー関係者であり、彼らからの充電器導入のアドバイスも背中を押した。導入後、高い稼働率を示したため、今回、アパホテル<伊勢崎駅南>でエネチェンジを導入に至った。(出典:アパホテル〈茨城古河駅前〉に設置されたEV充電エネチェンジ, ENECHANGE株式会社)
設置された6kW充電器は、一晩でほぼEVを満充電できる能力を持つ。加えて、政府の「クリーンエネルギー自動車・インフラ導入促進補助金」制度の利用やエネチェンジの「設置ゼロ円キャンペーン」により、設置が加速されている。また、エネチェンジの充電器は、壁に直接取り付け可能なため、既存の駐車スペースを確保しながら設置できる利点がある。2つのアパホテルでの充電器は、24時間利用可能で、「EV充電エネチェンジアプリ・充電カード」での認証が可能だ。
EV充電エネチェンジは、設置・月額費用が0円から始まるEV充電のオールインワンサービスだ。特に商業施設や宿泊施設などの目的地での導入が進められている。利用者は、使用した分だけの料金を支払うシステムとなっており、e-Mobility Powerや各自動車会社が発行する充電認証カードも利用可能となっている。