（出典：株式会社東光高岳）
株式会社東光高岳とパーク24株式会社、およびタイムズ24株式会社は、2024年7月8日より、時間貸駐車場「タイムズパーキング」においてEV充電サービスの実証試験を開始する。この実証試験は、EV充電インフラの拡充を目指すものであり、サービス名称は『aima CHARGE』（読み：あいまチャージ）と決定した。2024年度内には設置場所を10カ所程度まで拡大する予定である。
日本政府は2035年までに乗用車新車販売におけるEVの比率を100%とする目標を掲げており、EV充電インフラについても2030年までに30万口に伸ばし、ガソリン車並みの利便性の実現を目指している。この背景を受け、東光高岳はこれまで急速充電器を中心に充電器の製造・販売を行ってきたが、今回の実証試験を通じて得られた知見を活かし、EVインフラの普及促進に貢献していく考えである。
パーク24およびタイムズ24は、1998年からタイムズパーキングへのEV充電器設置を開始し、現在もEV普及を見据えた充電サービスの利便性向上に取り組んでいる。今回の実証試験では、より出力の高い充電器の導入によるニーズの検証を行い、EV普及に向けた取り組みを強化する。この実証試験で得られる充電器の稼働状況や利用者の意見を分析し、さらなる充電インフラの整備に役立てる予定である。
実証試験のサービス名称は『aima CHARGE』であり、利用料金は44円／kWh（税込）である。EV充電は出かけた先で用事の合間に行うことを想定しており、タイムズ渋谷本町第24から開始する。商業施設などにも設置を拡大予定であり、設置箇所はaima CHARGEのWebサイトに掲載される予定である。充電器の出力は15kW（CHAdeMO規格）であり、2024年7月8日午前10時にサービスを開始する。また、株式会社e-Mobility Powerの充電ネットワークへの提携も準備が整い次第、実施する予定だ。
『aima CHARGE』のコンセプトは「EV充電は、出かけた先で用事の合間に」である。多忙な毎日を送るEVユーザーに対し、お出かけ先で用事の合間にスピーディに充電できる新しい充電スタイルを提案している。最新情報はaima CHARGEのWebサイトで確認できる。
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