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EV導入で約85%が「疲れにくい」と回答 アルフレッサの現場主導で進む環境改革

投稿日 : 2025.05.26

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EV・エコカー

コラム・レポート

(出典:アルフレッサ株式会社)

医薬品の流通を担うアルフレッサ株式会社は、2025年1月に業務用車両として新たに45台の電気自動車(EV)を導入し、その後に行った社内調査で、ドライバーの約85%が「疲れにくくなった」と回答するなど、EV導入が従業員の働きやすさに大きく寄与していることが明らかになった。同社では、脱炭素化の取り組みを経営レベルにとどめず、現場の声を積極的に反映させることで、環境と従業員双方にとって持続可能な業務環境の構築を目指している。

アンケートは配送や営業など日常的に業務でEVを運転する41名を対象に、2025年4月7日から4月18日にかけて実施された。運転の快適性については、「スムーズさ」「静粛性」などの項目がいずれも高評価を得ており、特に「車内の静かさ」は平均4.80点(5段階評価)と突出していた。これにより、業務中のストレス軽減や身体的負担の低減につながっていることがうかがえる。

(出典:アルフレッサ株式会社)

EVによる疲労感については、約85%の従業員がガソリン車に比べて「疲れにくい」と回答し、運転後のストレスも約80%が「軽減された」と感じている。また、EV導入によって「環境に貢献している」と実感する社員は約7割に上り、一部ではゴミの分別や節電といった環境配慮行動への意識変化も見られた。

(出典:アルフレッサ株式会社)

一方で、課題として挙げられたのは「航続距離の延長」「充電時間の短縮」などであり、特に冬場の暖房使用時に電池消耗が激しい点については、複数の従業員が改善を望む声を寄せた。現時点では約8割が今後もEV業務を継続したいと回答しており、同社としてもインフラ整備や車両性能の向上に向けた対応が求められる。

今回の調査を通じて、EVがもたらす環境への効果だけでなく、現場で働く従業員の健康や満足度の向上にも寄与することが実証された。アルフレッサは、こうした現場の声を踏まえ、今後も持続可能な社会づくりに貢献していく方針である。

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