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「Whim」とは?フィンランド発・日本導入事例有のMaaSプラットフォーム紹介

投稿日 : 2022.06.03

その他

北欧・フィンランドのベンチャー企業「MaaS Global」は、「Whim」というMaaSプラットフォームを展開している。

(出典:Whim)

Whimは、世界で初めてMaaSの概念を実現したサービスとも言われているMaaSアプリ。2022年現在で東京を含めた世界複数の都市で展開されており、合計ですでに1,800万件以上の移動に利用されている。

Whimでは、1つのアプリをインストールするだけで、カーシェアリングサービスをはじめとして、バス、タクシー、サイクルシェアなど様々な交通手段を組み合わせて、目的地までの最適な経路を検索できる。もちろん、検索だけでなく各種チケット・利用の予約から支払いまでもアプリ内で行うことも可能。

移動手段ごとの支払いや、交通渋滞による時間のロス、排気ガスによる地球温暖化など、従来の「移動」が抱えていた課題を解消し、「自由な移動」を実現できるサービスと言える。

また、同アプリではユーザーに合わせた最適な移動手段を選択できるため、病気・怪我・シニア・妊婦・ 子供などでも自由に移動が可能となる。さらに、排気ガスの少ない移動が提案されるため、 環境問題へも貢献できる。交通手段の選択肢が増えることで、自家用車を所有する人が減れば、さらなる排気ガスの削減にも繋がるだろう。

(出典:&MOVE日本橋)

現在日本においては、Whimは三井不動産グループのShareTomorrow社が提供する「&MOVE日本橋」というサービスのプラットフォームとして活用されている。同サービスでは、対象エリアにおける車・自転車・タクシー・シェアードシャトルを組み合わせた経路検索と予約・支払いが可能となっている。

料金は、利用料に応じて支払う「都度払いプラン」と「1dayパス・シェアサイクル」が用意される。今後はモビリティ・対象エリアともに拡大予定とされており、国内におけるWhimの国内でのさらなるサービス拡充も期待できるだろう。

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