出典:gogo.gs
全国のガソリン価格やガソリンスタンドのサービス情報を提供するガソリン価格比較サイト「gogo.gs」の発表によれば、2024年3月25日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は170.0円で、先週と比較して変動がない、横ばいの状態が続いている。この情報は、全国のドライバーから提供されたデータに基づき、リアルタイムで更新されている。
政府から石油元売り各社への補助金は、3月21日から27日の期間に21.2円となり、前週からわずかに0.1円の増加に留まっている。この補助金のほぼ変わらない状況が、ガソリン価格が横ばいで推移する一因となっていると考えられる。
同様に、他の燃料種においても価格の大きな変動は見られない。ハイオクガソリンは181.0円で、0.1円の微減を示している一方で、軽油は148.7円、灯油は1,995.8円と横ばいを維持している。
一方で、原油価格については上昇傾向にあり、3月中旬には昨年11月以来の1バレル80ドルを超える価格を記録している。この上昇は、OPECプラスによる減産継続や産油国の情勢不安による供給不足が背景にあるとされ、価格のさらなる上昇が予想されている。
ガソリン価格が現在横ばいである背景には、政府の補助金政策や国際的な原油価格の動きなど、複数の要因が絡み合っている。原油価格の上昇が続く中、国内のガソリン価格に与える影響は、引き続き注目される。