ガソリン価格が5週連続で上昇し、今後政府が目標とする1リットルあたり175円程度まで上昇する可能性が高まっている。この情報は、ガソリン価格比較サイト「gogo.gs」が提供している。
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「gogo.gs」は、株式会社ゴーゴーラボが運営する、全国のガソリン価格やガソリンスタンドのサービス情報を共有するサイトだ。同サイトによると、2023年12月4日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は170.6円で、先週に比べ0.5円の上昇を記録。このことから、5週連続でガソリン価格の上昇が続いていることが確認された。
11月には緩やかながらも続いた価格上昇が、12月に入っても止まらない状況である。世界経済の減速が懸念される中、原油価格は下落傾向にあるものの、政府の補助金減額が価格上昇に影響を与えている。
今週は、レギュラーガソリンの他にも、ハイオクガソリン、軽油、灯油の全油種で価格上昇が見られた。ハイオクは0.4円の上昇で181.5円、軽油は0.4円上昇して148.9円、灯油は4.2円の上昇で1,969.9円となっている。
年末年始に向けて外出が増えることが予想されるため、消費者には早めの給油が推奨される。ガソリン価格は政府の政策や世界経済の状況により左右されるため、今後の動向に注目が集まる。