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テラチャージが病院と空港にEV急速充電器を設置 順天堂練馬病院と羽田空港でサービス開始

投稿日 : 2025.05.29

東京都

EV・エコカー


(出典:Terra Charge 株式会社

電気自動車(EV)向け充電サービス「Terra Charge(テラチャージ)」を展開するTerra Charge株式会社は、順天堂大学医学部附属練馬病院および羽田空港においてEV急速充電インフラを設置し、サービスを開始した。病院施設への急速充電器導入は今回が初となり、医療機関や空港といった公共性の高い施設におけるEV充電環境の整備が進んでいる。

(出典:Terra Charge 株式会社)

順天堂大学医学部附属練馬病院では、出力150kWの急速充電器1口を設置。患者や面会者、地域住民に向けて利便性の高い充電インフラを提供することで、地域医療と環境配慮の両立を目指す。病院側はすでにコージェネレーションシステムによるエネルギー効率化を推進しており、今回のEV充電器導入も脱炭素化と地域貢献の一環である。病院の利用者が一定時間滞在するという特性により、診察や面会中の充電が自然に行える環境が整備された。

(出典:Terra Charge 株式会社)

一方、羽田空港では、P1およびP4駐車場に急速充電器(出力50kW)2口とEVコンセント(出力3kW)17口を新たに設置し、5月23日よりサービスを開始した。空港施設は旅行客に加えて展望デッキや飲食エリアを訪れる日帰り利用者の需要も高く、これら多様なニーズに対応するための設備拡充である。急速充電器は1分あたり44円、EVコンセントは1時間あたり200円で提供され、EVユーザーの利便性と空港側の持続可能な運用を両立している。

「テラチャージ」は、アプリからの利用登録や充電操作、決済までをスマートフォン一つで完結できる仕組みを採用しており、24時間対応のコールセンターも完備されている。設置施設側にとっても導入・運用・維持費が無料となるプランを提供しており、管理負担の軽減が可能となっている。

今回の取り組みは、EV充電インフラが医療機関や大規模交通施設などへと広がりつつある現状を示しており、今後のさらなる拡充と地域に根差したEV利便性の向上が期待される。Terra Charge株式会社は、今後も「すべての人とEVにエネルギーを」というミッションのもと、充電環境整備を全国で加速させていく方針である。

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